リーキーガット症候群とは?


食事やストレスなどで腸内環境が悪化し、

腸管の伸びたり縮んだりする負荷が大きくかかってくると

腸粘膜の細胞が疲弊してきて細胞同士のつながりが壊されてスカスカになってきます。

 

正常な腸粘膜はウィルスや毒素、未消化の栄養素などが

血管内に入り込まないようにブロックしてくれていますが、

腸粘膜がスカスカの状態になるとこういった有害物質を通してしまいます。

 

このような状態をリーキーガット症候群=(リーキー)漏れやすい(ガット)腸といいます。

 


リーキーガット症候群になったらどうなるの?


リーキーガット症候群になると

肝臓がんの原因となるLPSという毒素も血流にのってしまいます。

 

またアレルゲンなどを通してしまうと自己免疫疾患※を

招く危険性もあります。

 

あらゆる感染症やアレルギーを発症しやすくなります。

 

※自己免疫疾患=免疫システムの異常により、自分自身の体を攻撃してしまう疾患。

 


改善するには?


抗酸化作用のある野菜などを中心に

バランスよく、腹8分目でいただきましょう。

 

アルコールやカフェイン、小麦粉に含まれるグルテンなど

炎症を起こしやすい食品を避けるようにしましょう。